書誌詳細

SDGsは地理で学べ

  • 著者名宇野/仙∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2022.10

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
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所蔵事項

  • 登録番号081545
  • 請求記号290-ウ
  • 貸出区分通常貸出

テーマ別図書リスト

書誌事項

  • 書名SDGsは地理で学べ
  • 書名ヨミエスディージーズワチリデマナベ
  • 著者名宇野/仙∥著
  • 著者ヨミウノ,タケル
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号413
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2022.10
  • ページ180p
  • サイズ18cm
  • 価格800
  • 件名地理学
    持続可能な開発
  • 内容紹介サハラ砂漠で進む「巨大な緑の壁」計画とは? 地球と人類について考える地理は、環境問題だけでなく、人権、貧困、経済成長などが学べる。地球的課題の解決や持続可能な開発に主体的に貢献するためにできることを考える。
  • 著者紹介1978年北海道生まれ。慶応義塾大学商学部卒。駿台予備学校地理科講師。著書に「学びなおすと地理はおもしろい」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第1章 環境問題は国境を越える
 異常気象が頻発するオーストラリア
 干ばつや森林火災の発生/グレートバリアリーフが世界最大のサンゴ礁ではなくなる日
 深刻な大気汚染の原因
 PM2・5による健康被害/なぜ中国は冬、インドは秋に深刻化するのか/天然ガスの需要が急拡大/急速な経済成長と共に汚染が進むインド
 シベリアで「爆発」して増加する窪地
 温暖化の影響で永久凍土が融解/温室効果ガスのメタンが放出される
 「熱い」北極と南極
 アメリカがグリーンランドの買収を検討する理由/資源開発に注目が集まる/北極海路をめぐる熱い闘い/「南極は誰のものか」の再燃
 地球温暖化対策をどうするか
 パリ協定とは何か/したたかなEU戦略/グリーンリカバリーという手法
 SNSがあぶり出したマイクロプラスチック問題
 レジ袋を飲み込んだウミガメの映像/レジ袋だけではなく洗顔フォームにも?
 なぜ今、「代替肉」がブームなのか
 食料加工技術の進歩/なぜ牛が厄介者なのか/「代替肉」の陰にアメリカの思惑
 「持続可能な国」の実践
 コスタリカの先進的な取り組み/エコツーリズムの推進が産んだIT化
第2章 人権を守るとはどういうことか
 日本はどこまで女性の地位が低いのか
 儒教的価値観を壊せるか/女性が管理職の影響/女性進出の進んでいるルワンダ
 「最貧国」から卒業するバングラデシュの光と影
 なぜ急速な経済成長を遂げるようになったのか/外資系企業が進出することによる良い影響と悪い影響/外貨獲得で発展してきた/安全な水を手に入れる難しさ/バングラデシュのヒ素汚染/日本の技術に可能性が
 日本を時代遅れにしたインドの「アーダール」とケニアの「M‐pesa」
 日本ではなぜデジタル化が進まないのか/発展途上国にしかない需要が技術を発達させる/スピード感に欠ける日本/教育機会の拡大
 何が「フェア」なトレードなのか
 植民地化の「負の遺産」が今も残っている!?/価格安定・維持のために始まった/先進国の上から目線をやめる
 なぜ中央・南アメリカは所得格差が大きいのか
 民族紛争の根底にあるもの
第3章 経済成長は世界に平和をもたらすのか?
 中東産油国は豊かなのか
 潤沢な資金で砂漠に畑を/「化石」は必ず枯渇する/お金だけでは買えない水と健康
 コンフリクトミネラルズが助長する紛争
 コンゴの政情不安がもたらすもの/紛争鉱物が使われていないか情報開示を義務化
 サハラに緑と富を
 かつては緑が広がっていたサハラ/人口爆発が悪循環をもたらす/大植林政策が人々の生活を変える
 シェールはアメリカに何をもたらしたのか
 「第1次シェール革命」から「第2次シェール革命」へ/中東情勢の変化、そしてベネズエラにも影響が/脱化石燃料化が加速/日本にトウモロコシを押しつける
 誤解されてきた日本の「コンパクトシティ」
 少子高齢化と財政難/消滅可能性都市から持続可能な都市の実現へ向けて
 電気自動車は善か悪か
 環境に良ければいいのか/地球のために人が犠牲になる!?
あとがき