タイトル | 著者 | ページ |
はじめに | | |
第1章 失敗や挫折は一生の仕事のエネルギー-作家 あさのあつこさんに聞く | | |
自信がなかった中学時代 | | |
「失敗の連続」だった3人の子育て | | |
親の期待と干渉が子どもを追い詰める | | |
「親を捨てる」という選択肢 | | |
同調圧力が強いこの国の「失敗」 | | |
第2章 人生の経験値は、失敗することで上がっていく-元ひきこもり、元醜形恐怖、元アルコール依存症 月乃光司さんに聞く | | |
人から見られることが恐怖だった | | |
鬱屈した感情が社会との接点になった | | |
初めて見つけた「座っていい場所」 | | |
唯一無二の「病気お笑いイベント」 | | |
人生の問題解決に必要なのは「場数」と「慣れ」 | | |
第3章 弱さをさらけ出すことで幸せになれる-〈弱いロボット〉の研究者 岡田美智男さんに聞く | | |
一人では何もできない〈弱いロボット〉 | | |
人と話すのが苦手な子どもだった | | |
便利さや効率がすべてという価値観への疑い | | |
実は「一人でできる」ことは何もない | | |
完璧よりもどこかへこんでいる方が面白い | | |
勝てないなら、自分の土俵を作ってしまおう | | |
第4章 極寒の北極で失敗しても死なない男-探検家 角幡唯介さんに聞く | | |
親の仕事を継ぎたくない | | |
「見通しが甘く、根拠もないのに楽観的」という長所 | | |
何もやらない卑怯者が振りかざす自己責任論 | | |
「計画は失敗の始まり」という北極圏の価値観 | | |
娘に伝えていること | | |
「もっと適当でいい」 | | |
第5章 「迷惑をかける練習」をしよう-臨床心理士 東畑開人さんに聞く | | |
何もかもうまくいかなかった中学時代 | | |
失敗を責める人も傷ついている | | |
生きのびるために必要な「推し」 | | |
安心できる場所があるからチャレンジできる | | |
積極的に社会のせいにする | | |
第6章 他人の決めた「意味がある」に振り回されない-オタク女性ユニット「劇団雌猫」に聞く | | |
小学生の時から二次創作を読んでいた | | |
オタク女子の恋愛・結婚、そしてオタクという居場所 | | |
お金がないという問題と、親からの「弾圧」 | | |
推しと現実逃避 | | |
それに意味があるのか問題 | | |
失敗したから人生終わるわけではない | | |
10代へのメッセージ | | |
第7章 一番幸せなことは、死なない程度に「安心して」失敗できること-NPO法人「抱樸」代表・奥田知志さんと元野宿のおじさんたちによる座談会 | | |
ホームレスになったきっかけ | | |
「助けて」と言える人、言えない人 | | |
「自立する」=正しい人になることではない | | |
牧師になった意外な理由 | | |
たくさんの失敗を経て達した境地 | | |
人は弱さで結ばれている | | |
おわりに | | |
参考文献 | | |