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書誌詳細

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出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ

  • 著者名田中/東子∥編著 山本/敦久∥編著 安藤/丈将∥編著 川端/浩平∥著 二宮/雅也∥著 川村/覚文∥著 栢木/清吾∥著 竹田/恵子∥著
  • 出版者ナカニシヤ出版
  • 出版年2017.10

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号1106844
  • 請求記号301-TA
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 社会科学
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 1F 3 
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ
  • 書名ヨミデキゴトカラマナブカルチュラルスタディーズ
  • 著者名田中/東子∥編著 山本/敦久∥編著 安藤/丈将∥編著 川端/浩平∥著 二宮/雅也∥著 川村/覚文∥著 栢木/清吾∥著 竹田/恵子∥著
  • 著者ヨミタナカ,トウコ
  • ISBN9784779510472
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地京都
  • 出版者ナカニシヤ出版
  • 出版年2017.10
  • ページ4,259p
  • サイズ21cm
  • 価格2500
  • 件名文化
  • 内容紹介食、農、脱原発、予防医学、ライブアイドル、移民、ネット右翼、オリンピック…。昨今の文化的・社会的な出来事を糸口に、闘争と交渉の「場(アリーナ)」としての文化を捉えるための議論や視座を学べる入門テキスト。
  • 著者紹介1972年生まれ。大妻女子大学文学部准教授。
    1973年生まれ。成城大学社会イノベーション学部准教授。

内容細目

タイトル 著者 ページ
Chapter 01 カルチュラル・スタディーズへの誘い
 1-1 「出来事」を入り口に
 1-2 変わる社会と教育
 1-3 本書の内容と使い方
Chapter 02 出来事,支配,抵抗
 2-1 出来事のカルチュラル・スタディーズ
 2-2 マギングとモラル・パニック
 2-3 社会の危機と「法と秩序」
 2-4 抵抗,節合,想像的解決
 2-5 「フーリガン」現象とファンによる発話行為
 2-6 黒人の表現文化,ディアスポラの音楽,資本主義批判
 2-7 まとめ
Chapter 03 食,農,ライフスタイル
 3-1 食と農のカルチュラル・スタディーズとは何か
 3-2 工業型農業のヘゲモニー形成
 3-3 シビック・アグリカルチャーの挑戦
 3-4 ライフスタイル選択としての農
 3-5 食と農の文化的な争いの未来
Chapter 04 脱原発,社会運動,リスク社会
 4-1 民主主義と社会運動
 4-2 脱原発:ライフスタイルと政治
 4-3 コミュニティ:自治と熟議
 4-4 福島:歴史的責任に支えられた民主主義
Chapter 05 健康,予防医学,身体の管理
 5-1 社会的価値を増す「健康」
 5-2 新しい健康管理の方法:遺伝子検査のはじまり
 5-3 リキッド・ライフと健康の自己責任化
 5-4 リバタリアン・パターナリズムと健康
 5-5 カルチュラル・スタディーズと健康
 5-6 おわりに:健康を考える視点
Chapter 06 キャラクター商品,消費型文化,参加型権力
 6-1 キャラクターをめぐる現象
 6-2 キャラクターを愛するというのはどのような行為なのか
 6-3 カルチュラル・スタディーズにおけるポピュラー文化研究
 6-4 資本の手のひらで
 6-5 さらなる研究の展開へ向けて
Chapter 07 ライブアイドル,共同体,ファン文化
 7-1 アイドルファンのカルチュラル・スタディーズ
 7-2 「ライブアイドル」とは何か
 7-3 「いつでも会える」アイドルの台頭と,ファンコミュニティ
 7-4 身体を共にすること:ライブを通じた一体感
 7-5 アイドルと労働問題
 7-6 〈ライブアイドル共同体〉は可能か
Chapter 08 第三波フェミニズム,スポーツと女性,身体表象
 8-1 映像に描かれるスポーツと女性
 8-2 第三波フェミニズムによる視角の変容
 8-3 女性アスリートの顕在化/商品化
 8-4 「密やかなフェミニズム」の空間としてのスポーツ文化
Chapter 09 グローバル化,移民,都市空間
 9-1 「もうひとつのオキュパイ・セントラル」
 9-2 メイド・イン・ホンコン
 9-3 占拠される香港都心
 9-4 「家から離れたホーム」
 9-5 「ホーム」の居心地と「アウェイ」な心持ち
Chapter 10 ヤンキー文化,郊外,排除と包摂
 10-1 盗んだバイクで走り出す!?
 10-2 魂の労働
 10-3 環境管理の果てに
 10-4 ヤンキーから排外主義へ
 10-5 ヤンキーへ/の眼差しを取り戻す
Chapter 11 ネット右翼,ナショナリズム,レイシズム
 11-1 インターネットナショナリズムのカルチュラル・スタディーズ
 11-2 ポストモダンな社会とインターネットナショナリズム
 11-3 インターネットナショナリズムを支える技術的次元
 11-4 インターネットナショナリズムの文化政治
 11-5 まとめ
Chapter 12 ポピュリズム,テレビ政治,ファシズム
 12-1 ポピュリズムという古くて新しい現象
 12-2 スチュアート・ホールによるサッチャリズム批判
 12-3 ポピュリズムを分析する理論
 12-4 日本のポピュリズムを分析する
 12-5 まとめ
Chapter 13 オリンピック,祝賀資本主義,アクティヴィズム
 13-1 “Hands up,Don’t shoot”:ジョン・カーロス,再び
 13-2 表彰台のアプロプリエーション:身体表現の政治学
 13-3 トラテロルコの虐殺
 13-4 祝賀資本主義とオリンピック
 13-5 アクティヴィズムの現在:笑い・機知・皮肉,そして“人情”