汚破損図書は図書室スタッフが可能な限りクリーニング・補修をします。
紛失した場合は探していただいた後に見付からなければ弁償、汚損や破損も状態によっては
弁償となります。
基本的には同じ図書(状態が良いものであれば中古でも可)で弁償していただく事になりますが、
同じ図書が手に入らない場合は同額の図書を購入していただき、弁償とさせていただききます。
(紛失・汚破損した図書が寄贈図書であっても、弁償となります。)
DVDや紙芝居も同様の扱いです。
・図書を紛失した場合は図書室(教育委員会)に連絡してください。
返却期限日の2週間後までに返却出来ない場合は弁償になります。
(もし弁償後に図書が見付かっても、弁償した図書の返却は出来ません。)
・ページが破れても簡単に貼り合わせれば問題なく読めるものは弁償の対象にはなりません。
但し、範囲や場所(絵や本文に掛かっているかなど)や状態によって
弁償の対象になります。
・汚れ・シミ・食べこぼし・ペンでの書き込みなどは範囲や場所(付着したものの種類の他、
絵や本文に掛かっているかなど)によっては弁償の対象になります。
特に食べこぼしなどはごく小さなものであってもシミやカビの原因になりますので、読書の際は
本の近くでの飲食をお控えください。
カビは範囲や場所にかかわらず弁償の対象になります。
紙は汚れが付きやすいので、読書の際は手を清潔にしてください。
(たとえば、都立中央図書館の貸借図書の場合、有機系の汚れは1mm以下のサイズでも報告対象です。)
・図書を濡らしてしまった場合も範囲や状態によって弁償の対象になります。
雨や結露による濡れや湿気による紙の波うちや歪みなども程度によっては弁償の対象と
なりますので、図書を窓辺に置いたり、飲み物を本の傍に置いての読書はお控えください。
カビの原因になりそうな場合は範囲や場所にかかわらず弁償となります。
・タバコや香水のにおいなども、消臭出来ないものは弁償となります。
・「図書用の保護フィルムを貼ってある図書」であれば保護フィルムの部分はアルコール消毒
する事も可能ですが、アルコールに含まれている保湿剤などが保存上の問題になる事もあり
ますので ご自宅ではアルコール等は使用しないでください。
保護フィルム上の汚れが気になる時は「水で濡らして固く絞った柔らかい布」で拭いた後、
水分が残らないように乾拭きしてください。
(図書室では図書館仕様の濃縮電解洗浄液や無水アルコール(永久保存資料などでない場合
に限る)などを使用しています。)
・変形やページ折れ、ページ外れなどの原因になりますので、たとえ一時であっても
読書の途中でページを開いたまま伏せて置いたりしないでください。
現在では手に入らなくなり貴重な物となってしまった図書も数多くあります。
図書室の本の扱いには十分ご注意下さい。
【破損時の注意】
図書をセロハンテープなどで補修するとテープの劣化に伴い図書が傷んでしまいます。
図書は図書専用の補修具や図書を傷めにくい補修具で補修しますので、破損がある場合などは
そのままの状態で図書室にお持ちください。